竹 田 雅 文 展 2019
< 雫 の 形 >
ポスター
案内状
案内状宛名面
2019年
2月19日(火)〜2月24日(日)
「雫の形」という主題で、
2012年から2017年にかけて制作した絵画作品を展示します。
展覧会はS100号(162cm×162cm)を中心に約30作品で構成します。
回転するキャンバスの上に、絵具の雫をしたたらせると、
遠心力によって、絵具自らが大きな雫の形を描き出していきます。
やがてそこには、大きさを超えたイメージが浮かび上がります。
それらの作品を展示して、会場全体に大きな一つの「雫の形」を
描き出すことで、今回の一連の制作を完結させたいと思っています。
ご高覧、ご講評いただければ幸いです。
新協美術会神戸展との併催です。
(入場無料)
開館時間
2月19日(火) 12:00-18:00
2月20日(水) 10:00-18:00
2月21日(木) 10:00-18:00
2月22日(金) 10:00-18:00
2月23日(土) 10:00-18:00
2月24日(日) 10:00-16:00
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原田の森ギャラリー
(兵庫県立美術館王子分館)
〒657-0837神戸市灘区原田通3-8-30
TEL 078-801-1591
FAX 078-861-4731
開館時間 10:00-18:00 (初日12:00- 最終日 -16:00)
主な出品予定作品
竹 田 雅 文 展 2012
2004年-2011年に制作した連作、「修復」
(We need repair.)シリーズを中心として展示致します。
主な作品
竹 田 雅 文 展 2009
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2012年5月3日(木)-5月6日(日)
決して元には戻らぬものを修復しようとする、
想いの軌跡です。ご高覧頂ければ幸いです。
開場時間
5月3日(木) 13:00-17:00 憲法記念日
5月4日(金) 10:00-17:00 みどりの日
5月5日(土) 10:00-17:00 こどもの日
5月6日(日) 10:00-16:00 .
兵庫県民アートギャラリー (兵庫県民会館内)
TEL.078-321-2131
FAX.078-321-2138
「再生」
1995年の阪神大震災の直後、全壊した建物内で制作したもの。
竹田雅文の住居も全壊し、一時、避難所で野宿をしていた。
この年の第38回新協美術展に一般出品し、会友推挙を受ける。現在、委員。
この作品以降、抽象表現を求めて手探りでの模索が始まった。
「修復 1」
キャンバスを徹底的に破壊した後、これを修繕する。
当然、修繕は不可能だが、では、どうすれば良いのか?
この命題から始まった「修復」シリーズ最初の制作。
震災から9年が経っていた。
「修復 21」
最新作。東北地方を襲った惨禍に、自らの震災の体験が重なった。
「修復」を始めた時の原点に戻った。いや、むしろ被災直後の時点にまで引き戻された。
街中を彷徨い歩いた。今思えば、危険な救出作業。死が溢れ、なす術がなかった。
「指先の正三角形」
たまたまルーブル美術館のホームページを見ていて、発見してしまった構図の秘密。
530年前のミラノから届いたメッセージに、「お返事」を送るために描いた作品。
随分と遅くなってしまった。孤独なレオナルドに届いて欲しい。